HELP DESK | 翻訳のコツ 2。文章を短くする
【翻訳のコツ】-> [1] 日本語入力で気をつける点 | [2] 文章を短くする | [3] あいまいな表現を避ける
日本語は、1つの文章に複数の話題を入れることがよくあります。しかし、機械翻訳では、これは翻訳精度を下げる原因になります。
一文には1つの内容を原則にすると、機械が判断しやすくなります。また、語尾をなるべく簡潔にするのもコツです。
また、日本語は断定的な言い方をせず、語尾をあいまいにぼかす表現が好まれますが、こうした文もできるだけ簡潔に書きましょう。
* 具体的な動詞を使用する
日本語は、1つの文章に複数の話題を入れることがよくあります。しかし、機械翻訳では、これは翻訳精度を下げる原因になります。
一文には1つの内容を原則にすると、機械が判断しやすくなります。また、語尾をなるべく簡潔にするのもコツです。
また、日本語は断定的な言い方をせず、語尾をあいまいにぼかす表現が好まれますが、こうした文もできるだけ簡潔に書きましょう。
   【例】    信号が赤になる。→ 信号が赤に変わる
   継続調査を行う。→ 継続的に調査する。
   私はコーヒーにします。→ 私にはコーヒーをください。   
* 文章を分割した後に、必要に応じて適切な接続詞や主語を補う
   【例】 干ばつと冷害が交互に発生し、農家は甚大な被害を受け 
   ており、政府の早急な対策が必要である。 
 ↓ 
   干ばつと冷害が交互に発生したため、農家は甚大な被害を 
   受けている。そのため、政府の早急な対策が必要である 。   
  
* 不要な言い回し(「〜ということ」「〜ものである」「〜したいと思う」など)を取り除く
   【例】    1) アマチュアがプロを凌ぐのは、音楽の世界だけに 限ったものではない。 
     ↓
アマチュアがプロを凌ぐのは、音楽の分野に限らない。
2) 検査の結果、即日入院というかたちになった。 
     ↓
検査の結果、即日入院した。
3) デフレの原因としては、アジアの工業力の増大が考えられる。
      ↓
デフレの原因アジアの工業力の増大と考えられる。   
  
* 重複する表現を避ける
   【例】    ご使用前に取扱説明書を一読してから使用してください。
  ↓
     ご使用前に取扱説明書を一読してください。
     取扱説明書を一読してから使用してください。