韓国最後の王朝である「朝鮮」(AD1392 - 1910)の宮中料理は韓国伝統料理の最高峰と言われるもの。朝鮮時代の宮中料理は韓国の各地方から献上された最高の食材が使われ、国で最高の料理人を集めて作られていました。
宮中料理はまさに「究極」の2文字にふさわしい味で、「韓国料理=辛い」といったイメージが吹っ飛んでしまうほど、上品な味付けと繊細な技が生かされた極上の料理が味わえます。 |
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おつまみ |
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席に付くとまずクルミやドライフルーツなどのおつまみが出されます。 |
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2九節板(クジョルパン) |
宮中式九節板は、 糸のように細く切った8種類の具とクレープ生地を9つに分かれた8角形の容器に盛り合わせた料理。
▶ 食べ方 : 真ん中のクレープ生地に周りの具を包み、ソースに付けて食べます。 |
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ハチミツ&生高麗人参 |
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6年の間育てられた高麗人参が生で2切れほど出されます。
▶ 食べ方 : 一緒に出されるハチミツに付けて食べます。 |
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おかず数種 |
色とりどりの様々なおかずが6種類から10種類ほど並べられます。
▶ 食べ方 : おかずはあくまでサイドディッシュ。後で出されるメインディッシュのために、ここでは控えめにいただいておきましょう。 |
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チュク(お粥) |
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韓国のお粥は種類が様々。ある本によればその数は40種ほどにもなると言います。今回出されたのはサッパリした甘さが特徴の「かぼちゃ粥」でした。 |
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冷菜 |
季節の食材を使った冷菜は海産物や肉または果物などが使われることも。特製ソースに和えて食べます。 |
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ジョンユオ(煎油魚) |
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一般的には「ジョン」と言われます。肉や海産物、野菜に衣を付けて薄く焼いた料理です。
▶ 食べ方 : そのまま食べても美味しいけれど、しょうゆソースを付けて食べても美味しく食べられます。 |
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鰻の焼き物 |
生姜やニンニク、そして唐辛子などを合わせて作った特製のタレを塗りながら炭火で焼いた韓国風蒲焼き。 |
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シンソンノ(神仙炉) |
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牛肉と大根、アワビ、きのこなどなど、様々な材料を使った優しい味の具だくさんスープ。四角や細長く切った具が放射線状に美しく並べて出されます。 |
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コリチム(尻尾の蒸し煮) |
3時間以上茹でた牛の尻尾と栗や人参、ナツメ、きのこなどを牛肉ベースのスープで煮込んだ料理。 |
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海老焼き |
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大型の海老の焼き物。海老の上に美しく並べられた野菜が食欲をそそります。 |
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アワビの焼き物 |
極上のアワビを焼き網で焼いた料理。アワビは脂肪が少なく鉄分とカルシウムが豊富な食べ物です。 |
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カルビ焼き |
牛や豚のカルビを刻んだネギやニンニク、生姜、ゴマ油などで味付けし、炭火で焼いた料理。普通は骨付きで出されることが多いですが、コリアハウスでは食べやすいよう切って出されます。 |
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ご飯とスープ |
スープは野菜や肉、または魚を使ったものが出されます。写真は栄養満点のワカメスープ。 |
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デザート |
シッケと呼ばれる韓国の伝統茶が出されます。麹を使った発酵飲料で、祭祀あるごとに飲まれるお茶です。 |
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