「ここ、ほんとに釜山？」エキゾチックなショッピングアイテム「総出動」

国際市場は釜山最大規模の在来市場で、その規模にふさわしく深い歴史を持っています。1950年の朝鮮戦争を経て、現在国際市場のある場所で人々が品物を売買し始めながら、自然に市場が形成されました。国際市場は、ソウル最大規模の在来市場である南大門市場に雰囲気が似ています。国際市場の店では、新製品から中古品まで多種多様な品物が一度に卸売り規模で取引されます。そのため、卸売商人らはもちろん一般人までが、安い卸売価格でショッピングできるという長所があります。特に戦後、米軍の軍用物資をはじめ釜山港に流入した様々な輸入品が、国際市場を経て全国に流通したので、かつては全国で屈指の規模を誇る総合市場として名声をとどろかせました。
付近には富平市場があり、その他にもチャガルチ市場、南浦洞など、釜山の有名ショッピングエリアと隣接してアクセスが容易です。

子供から大人まで「ショッピング三昧」
国際市場から道一つ渡った「目と鼻の先」に形成されている富平市場は、缶市場とも呼ばれています。かつて、輸入製品の中でもとりわけ缶でできた食材をたくさん取り扱ったことにちなんだ名前です。もちろん今では非常に多くの種類の輸入品が集まっており、ウィンドウショッピングするだけでも退屈しません。子供のつまみ食い用菓子からお母さんを誘惑するおしゃれなキッチン用品、良質で安い衣類、バッグまで、建物内や路地にひしめき合っている専門店をひとつひとつ回っているうちに、一日があっという間に過ぎてしまうでしょう。