Come, See, Buy! 新鮮な海産物のパーティー
チャガルチ市場は、釜山はもちろん全国的にも屈指の水産市場だと言っても過言ではありません。19世紀末に形成された由緒深い魚市場で、現在、韓国の水産物、乾物の約30~50%を供給するほどの規模を誇ります。釜山港沖の南海や近隣沿岸の海で獲れる様々な海産物が、季節ごとに違った顔ぶれで店頭をぎっしりと埋め尽くします。生臭さをほとんど感じないほど新鮮な潮の香りがただよい、ぴちぴちと跳ねる魚、のろのろ這い回るカニ、水を噴き出すホヤなど、ありとあらゆる海産物が集まっています。やや荒々しく感じるほど威勢の良い「釜山アジメ(おばさんの意味の方言)」の方言混じりの掛け声、そして買い物に来た人々とわいわいがやがやと駆け引きする姿は、ローカルな雰囲気にたっぷり浸れるチャガルチ市場ならではの魅力。10月頃には「チャガルチ祭り」が開催されます。新鮮な海産物が味わえるのはもちろん多彩なイベントも催される「チャガルチ祭り」は、食通達を引きつけてやみません。
釜山でのみ味わえる「屋台タウン」
チャガルチ市場を「しっかりと」見物してきた人なら、この味が忘れられないはずというほど名物となった「屋台」。チャガルチ市場の建物前にある魚市場陳列台の向かいに大小数十ほどの店が並び、各種刺身や鯨肉、焼きヌタウナギなど、釜山でしか味わえない料理が人々を誘います。特にちょっぴり甘辛く味付けして練炭の火で焼いたヌタウナギは、外国人にも人気の名物です。
屋台から魚市場の奥へ入っていくと、屋台以外にも焼き魚店、焼き貝店、刺身店などが並んでおり、様々な海産物料理を好みに合わせて選んで食べることができます。
ジャガルチ市場の新鮮さを食卓まで「乾物市場」
釜山沖で新鮮な海産物パーティーを存分に堪能したのなら、自然に「これを家でも食べられたらどんなにいいだろう。」という欲がわいてくるものです。そんな時は、チャガルチ市場付近にある乾物市場で、その欲望を満たすことができます。日本人に人気の高い海苔をはじめ、わかめ、昆布、するめ、イガイの干物、イシモチの干物など様々な乾物が揃っており、新鮮なチャガルチ市場の潮の香りをそのまま食卓にまで運んでくることができます。
観光情報センター
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チャガルチ市場案内所
チャガルチ市場のガイドブックを備えており、常勤の日本語通訳案内員が案内サービスがあります。
- · 案内時間 : 06:00~21:00
- · 電話番号 : +82-51-713-8024
コインロッカー
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釜山地下鉄1号線チャガルチ駅舍
- 利用料金: 1日小型1,000ウォン、大型1,600ウォン
- 地下鉄1号線「チャガルチ駅」10番出口にあります。24時を基準に1日の料金が追加されます。 現金のみ使用可能です。