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韓国の人に韓国で最も有名な島を2つ選べと言ったなら済州島ともうひとつ出てくるのがこの鬱陵島(ウルルンド)。
この2つの島は火山島という共通点がありますが、互いに違った魅力を持つ島です。

まず違う点は済州島が楯状火山であるのに対し、鬱陵島は鐘状火山であるということ。粘り気の少ない溶岩が溶岩類が何度か噴き出して出来た済州・漢拏山と粘り気のある溶岩が噴き出して固まって出来た高く険しい火山を持つ鬱陵島。島の周囲は絶壁で囲まれその光景が見事な調和を成しています。

鬱陵島は面積73㎢。人口1万426人(2000年基準)で、浦項より217㎞ほど離れており、島に渡るには船で約3時間ほど。鬱陵島の道洞港(トドンハン)に着くと陸地の港とは違い狭くて深い港や周りの漁村など、独特の趣が見られます。 

道洞港に着いたらまず観光案内所(+82-54-790-6454/韓国語)に行きましょう。小さな観光案内所なので日本語のできる案内員はいませんが、英語の通訳なら紹介してくれたりもします。

< 主な観光スポット >

蓬莱(ポンネ)瀑布

独島

独島博物館

独島展望台ロープウェイ

羅里盆地

聖人峰

竹島

竹岩モンドル海水浴場
[おすすめコース]
最もおすすめの日程は2泊3日。日程に余裕があり3泊4日なら下の2泊3日コースに竹島観光(2-3時間所要)をプラスすればいいでしょう。
宿泊なら海岸絶壁の上にある「チュサンイルガ(추산일가)」という民宿がおすすめ。ここから見る夕焼けと周りの景色がきれいです。
また、鬱陵島は気象の変化が激しいエリア。天気予報の如何にかかわらず海上観光をしなければならないスポットです。
:::::: 2泊3日コース ::::::::::::::::::::::::
1日め : 到着 – ランチ – タクシーツアー (苧洞港 – 内水田展望台 – 蓬莱瀑布 – 薬水公園(ロープウェイまたは独島博物館)- 道洞で宿泊
説明 : 鬱陵島に到着したら大体13:00時頃になるので、観光案内所で宿を紹介してもらったらすぐにチェックインして荷物を置いた方がいいでしょう。
そしてランチを食べたらいよいよ観光。このコースにあるタクシーツアーの料金: 約40,000ウォン(一人当たり)
2日め : 道洞港近くで杏南(ヘンナム)灯台(約2時間) – 道洞港から出発する海上一周遊覧船(約2時間) – ランチ – 市内バスで台露へ移動 – 台露灯台(観覧時間約2時間) – 市内バスで天府(チョンブ)へ移動後、羅里盆地に行く市内バスで羅里盆地へ移動 – 羅里盆地での民宿で宿泊(羅里盆地の夜空は星が美しいことで有名です。)
説明 : 朝早く起きて日の出を見てから朝食を取り、海上一周遊覧船に乗るのがおすすめです。
またこのコースを行く場合は市内バスの時間に要注意。特に天府から羅里盆地に行く市内バスは観光案内所で大体のバスの時間を確かめておいてください。
3日め : 朝食(民宿で朝食を取る場合は予めオーナーに話しておくこと)- 聖人峰へ(約4-5時間) – 道洞到着後ランチ – 海岸散策路で散歩 – 船で島を離れる
説明 : 羅里盆地で道洞に移る登山コースは、道洞から羅里盆地に降りてくるコースよりは易しいコース。
聖人峰頂上には展望台があるので必ず行くこと。ここで二重火山の特徴となる二番目の噴火口・アルボンが見られます。このコースの短所は荷物を背負って移動しなければならないということ。だから登山前日に道洞旅客ターミナルにある無料キャビネットに重い荷物は保管して置いた方がいいかもしれません。
[おすすめツアー]
1. バスツアー
出発時間 : 実施する会社によって異なります。
所要時間 : 約4時間
コース : 道洞を出発して西に島を半周して島の中心である火山噴火口である羅里盆地まで入り、また道洞に戻るコース。
料金 : 15,000ウォン
2. タクシーツアー
所要時間 : 4-5時間
料金: 80,000-90,000ウォン
鬱陵タクシー事務所 : +82-54-791-2315
個人タクシー事務所 : +82-54-791-2612
3. 海上一周遊覧船観光
出発時間 : 流動的なので観光案内電話 +82-54-1330でお問い合わせください
所要時間 : 約2時間
料金 : 19歳以上 13,000ウォン / 3-18歳 6,500ウオン
鬱陵遊覧船協会 : +82-54-791-4468, +82-54-4488, 7010
4. レンタカー
* 鬱陵島は大衆交通の利用が不便なためレンタカーを借りるのもひとつの方法です。地形が激しいので慣れた人が運転する必要がありますが、道は単純なので移動も楽でしょう。
サムジレント運輸(株) 鬱陵営業所 : +82-54-791-2240

[おすすめ観光スポット]
1. 台霞(テハ)灯台

台霞灯台から海岸絶壁の方へ少し移動すれば展望台が見えます。ここから眺める海岸の景色は韓国の有名な旅行雑誌で韓国の10大絶景の中に入ると言われた景色です。
2.チュサンイルガ

チュサンイルガとは鬱陵島の北にある民宿。絶壁のすぐそばに建っており、部屋からの眺めが最高です。バスが1日に何台も通らないため交通は不便ですが、ここからの絶景を見れば日ごろのストレスも解消できるはず。まさにとっておきのお宿です。
3. 羅里盆地

火山島である鬱陵島の中心噴火口。 鬱陵島は二重火山ですが、羅里盆地が初めて噴出した中心の噴火口で、聖人峰の頂上から見られるアルボン辺りが二番目の噴火口です。全世界でも噴火口の中に村がある所はここだけという貴重な場所です。
[鬱陵島広報VTR]
ここをクリックすれば鬱陵島のVTRを見ることができます。
[鬱陵島のグルメBEST 4]
< い貝のご飯 > < フジツボのご飯 > < 山菜ビビンバ > < 薬草牛のプルコギ >
い貝のご飯 : い貝を使ったご飯で、淡白な味が特徴の鬱陵島でだけ食べられる料理。
フジツボのご飯 : 韓国語で「タケビ」と言われるフジツボが入ったご飯。鬱陵島だけで食べられる珍味です。
山菜ビビンバ : 鬱陵島の特産品である山菜を使ったビビンバは独特の風味が特徴です。
薬草牛のプルコギ : 鬱陵島で育つ薬草を食べて育った牛を使った焼肉。ヘルシーで淡白な味が人気です。
[特産物 ]
イカ かぼちゃ飴
[アクセス]
鬱陵島へ行くには浦項旅客船ターミナルや木浦旅客船ターミナルから船に乗って行かなければなりません。シーズン中の7-8月の夏場を除けば大体1日に1回ずつ運行していますが、運行時間がよく変わったり、天候にも左右されるため、出発1日前には電話で確認する必要があります。お問い合わせは 観光案内電話+82-2-1330で。日本語も通じるので安心です。

* 浦項旅客ターミナル : +82-54-242-5111~5
* 木浦旅客ターミナル : +82-33-531-5891
* 木浦旅客船ターミナル : +82-54-791-0831~3

ソウルからは木浦、釜山からは浦項が最寄のターミナルとなります。

ソウルから浦項までのアクセス – クリック
釜山から浦項までのアクセス – クリック
ソウルから墨湖までのアクセス – クリック
釜山から墨湖までのアクセス – クリック

[気候]
鬱陵島は島ながらも気候は温和な方で、年平均気温12℃、1月の平均気温は0.6℃、8月の平均気温は23.9℃程度となっています。降水量は年1485㎜で、冬には雪がたくさん降ります。
韓国気象庁の鬱陵島天気予報 - http://www.kma.go.kr/weather/main_all.jsp?stncd=115
[トラベルTIPS]
⊙鬱陵島は島のため物価は高い方。旅行経費は心持ち多めに。

⊙鬱陵島は行政区域上、鬱陵邑と西面北面で構成されており、自然景観は北面が最もきれいです。

⊙道洞区は島の中心地。すべてのバスやタクシー、船がここから出発するので道洞区に宿を取るのが移動が楽です。
   但し、眺めを重視するなら他の地域を選ぶこと。

⊙観光客が多くなる7月から8月には2.3週間前、それ以外の時期なら1.2週間前に船の予約を入れておけば確実です。

[フォトギャラリー]