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空、海、山、すべてが青くきらめいていることから名づけられた青山島(チョンサンド)は、多島海海上国立公園の中にあり、島全体が国立公園に指定されたとっても美しい島です。くねくねした細い山道、低く続く石垣、きらめく緑色がまぶしい階段式の田畑が、まるで昔にタイムスリップしたような、どこか懐かしい感じがする島です。
この青山島が知られるようになったのは、映画の舞台として使われてから。韓国の伝統的民謡「パンソリ」をテーマにした映画「西便制(ソピョンジェ)」(邦題:「風の丘を越えて-西便制」以下「西便制」)のロケ地として紹介されてから、人々に知られるようになりました。観客動員数が100万人を超えたこの映画は、青山島に残された豊かな自然を背景に、貧しい親子3人の生き様を描いた感動的な作品です。昔ながらの伝統が残されていながら、まだ人々に注目されていなかった未知の村を訪ねたイム・グォンテク(林権沢)監督は、青山島に足を踏み入れ島全体をぐるりと見回して、すぐにロケ地として使うことを決めたそうです。
今回は韓国映画界の巨匠をも惚れさせた未知の島、青山島の魅力をご紹介します。
青山島はこんな島

青山島は全羅南道莞島郡(ワンド郡)青山面(チョンサンミョン)にある14個の島の中で、一番大きい島。莞島の南東にあり、面積33.28平方キロ、海岸線の長さは42キロ、人口約3000人の島です。また青く透明な海に囲まれた青山島では、レジャーやレポーツを楽しむというよりは、のんびり休暇を過ごすのにぴったりな休養型の島です。
タクシーやバスを利用すれば、2-3時間で島を一周することができ、莞島港から青山島までは船で50分かかるので、海に沈む美しい夕日を見るなら宿泊をするのがお勧めです。
映画「西便制」ロケ地 石垣の小道&見晴らしが最高の丘
船着き場で船を降りて、そこからバスで3分、歩いて10-15分の距離にある堂里(タンニ)村にある映画「西便制」のロケ地は、映画の中で父親と息子、娘が石垣の小道を「珍島アリラン」(全羅南道地方の民謡)を歌いながら仲良く歩いていく場面を撮影した場所です。撮影当時は舗装されていなかったこの道は、現地の住民の希望でセメント舗装されましたが、観光客の希望によって再度撮影当時の土の道に戻されました。現在、土の道は約300m続いており、それ以外の道はセメント道になっています。

石垣の小道の横には、海を見渡すことができる小高い丘があります。ここは青山島で一番見晴らしが良い、最高の展望台です。丘に生えている松の木の下には涼しい日陰に、そこには ベンチが置かれています。ベンチに座れば目の前にコバルトブルーの海が広がり、海面に映る太陽の光が最高にきれいです。その上、ベンチの上の松ノ木は、根が1本なのに幹が2つあるという不思議な松の木なんです。ここのベンチにカップルで座れば永遠の愛が実るかも?このベンチ周辺は、いつ行ってもロマンチックな雰囲気に包まれています。ここから目の前に広がる畑の間に延びている小道沿いに下っていけば、海岸まで行くことができます。
映画「西便制」のロケ地 草庵
丘の裏手には、涼しげな藁葺き屋根が特徴の小さな家々が密集しています。ここも「西便制」のロケ地になった草庵が残っています。丘からここまでは歩いて3分の距離です。この草庵は、映画の中ではお父さんが娘に歌を教えた場所で、現在は撮影時の場面を蝋人形で再現しています。撮影に使われた草庵を見た後には、ぜひ近所の家も見学してみましょう。つたが長く這っている石垣が、美しい草庵の見物により一層哀愁を漂わせています。
日沒が美しい池里海水浴場
1.2kmに渡って続いているきれいな白砂浜と、浜をぐるりと囲んでいる、まるで屏風の絵にあるようなりっぱな老松とがマッチしている池里(チリ)海水浴場は、多島海の日没がとても美しい青山島を代表する海水浴場です。海水がきれいで水深が浅く、家族連れが楽しむにはもってこいの海水浴場です。夕方になると、夕日で水平線が赤く染まり、なんとも美しい海を見ることができます。海水浴場にはトイレやシャワールーム、売店などの施設を完備しています。
広ーい砂浜の伸興里海水浴場
伸興里(シンフンニ)海水浴場は、海水浴場と言うよりは広い砂場、という印象。浜辺の砂浜がほとんど平地に近いので、波が来れば砂浜全体に水が入り、波が引くと広い砂浜が一瞬にして広がる、とても不思議な砂浜です。このように他の海水浴場ではちょっと見ることができない伸興里海水浴場ですが、その海水は水が透き通っていて透明。海に入りながらも自分の足がくっきり見えるんです。とにかく砂浜が広いので、地元の住民は「耕運機に乗って砂浜に行って遊んで、満ち潮になったらまた耕運機に乗って帰るんだよ」(!)なーんて言うんですよ。木陰で休める松の並木は、砂浜からちょっと離れたところにあるので、休憩をとるときはちょっと不便ですが、その海の神秘的な波の満ち干きは、一度見たら絶対に忘れることができないでしょう。
車で楽しむ青山島一周
せっかくだから島全体をぐるりと1周したい!という人には、マイカーかタクシーを利用するのがよいでしょう。バスもありますが、島全体を周るにはちょっと大変なのでお勧めできません。マイカーは莞島からカーフェリーで持ち込むことができ、タクシーは約6万ウォンで島全体を1周できます。
インフォメーション
お問い合わせ:観光案内電話 +82-61-1330(韓/英/日/中)、
                       青山島事務所 +82-61-550-5608(韓国語)

アクセス:莞島旅客ターミナルから青山島行き船に乗って約50分所要。
                7月23日から8月8日までは莞島発の始発便が06:20、
                最終便は18:40、青山島発始発便は06:20、最終便は18:10で、
                それぞれ一日10回運行。
                上記以外の時期は莞島発08:00、11:20、14:30、18:00、
                青山島発06:30、09:50、13:00、16:40の4回運行。