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果物、種などを利用した伝統茶 |
テチュチャ(なつめ茶)
なつめは秋に食べる果実の代名詞ともされる程韓国人によく親しまれています。熟れると赤くなるなつめは古くから韓方や料理に使われてきました。表面に光沢があり色が濃く大きいものがよいなつめとされています。民間で風邪や解熱、神経痛などに使われ、韓方では身体を温め消化を助けるのに使われます。韓国人は一般的に粉末や瓶詰めの状態で購入しなつめ茶を飲みます。
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*入れ方 : よく乾かしたなつめを煎じて水飴のような状態にし、お湯に入れて飲みます。
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購入情報 |
価格: スーパー 粉末(15袋入り) 3,000~4,000ウォン, なつめ茶 瓶詰め 1kg 約6,000~7,000ウォン
購入方法: デパートや在来市場、大型マートなどで粉末・瓶詰めの状態で購入でき、伝統喫茶でも飲めます。
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ユジャチャ(柚子茶)
柚子は味と香りがよく冬のお茶として愛されてきました。韓国人の祖先は酸味が強く使用価値の少ない果物の皮を利用し柚子茶を作りました。入れ方はまず種を除いた柚子の果肉と皮を刻みます。簡単に作る方法は柚子を薄くスライスしてお湯に入れて飲む方法です。せきや頭痛、神経痛などに効果があります。柚子茶は特に日本人観光客に人気があり、韓国でも冬によく飲まれます。
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* 入れ方: 柚子を砂糖で混ぜ合わせた後3~4日置き、果肉と糖液をよく混ぜ合わせます。これをを熱湯に入れ、松の実を浮かべて飲みます。
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購入情報 |
価格: スーパー 粉末(15個入り) 3,500ウォン、瓶詰め 1kg 約5,000~6000ウォン
購入方法: デパートや在来市場、大型マートなどのスーパーで瓶詰めの形態で購入可、伝統喫茶でも飲めます。 |
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オミジャチャ(五味子茶)
韓国では昔からオミジャ(五味子)を韓薬剤として使用してきました。オミジャはオミジャ科の落葉広葉低木の果実で、穂の形に伸び、8~9月に赤く熟れます。五つの味がするといい、五味子(オミジャ)という名前が付きましたが、煎じると赤い光を帯びます。色が鮮やかで花や果物をスライスして作る伝統的な飲み物・花菜(ファチェ)を作る際に多く使われます。オミジャは血圧を下げ、肝臓の解毒作用を強化する効果があります。オミジャを粉砕しお湯に入れて飲むか乾かしていない五味子を水に浸し煎じて砂糖や蜂蜜を入れて飲みます。
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* 入れ方: 乾燥させておいた五味子に水を注ぎ弱火で煎じ砂糖を入れて飲みます。
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購入情報 |
価格 : スーパー 五味子濃縮液 1.3KG 約25,000~27,000ウォン 粉末 20入り 2,000~3,000ウォン
購入方法: デパート, 在来市場, 大型マートなどで濃縮液・粉末の形態で販売されています。また、伝統喫茶でも飲めます。
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モグァチャ(カリン茶)
カリンの木の果実で作ったお茶です。カリンの甘い香りと味が気分転換にもなるお茶です。カリンを飲み続けると風邪の予防にもなり、しょうがや桂皮が入っており身体を温める効果があり、特に冬にお勧めの飲み物です。韓国人はカリン茶を家で作って飲んだり、スーパーでカリンの瓶詰めを買いお湯を注いで飲んだりします。
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* 入れ方 : スライスして水に漬けた水参としょうが、桂皮、かりん(をペースト状にしたもの)、乾かしたなつめを入れ弱火で水が半分になるまで煎じます。
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購入情報 |
価格 カリン茶 瓶 1KG 約6,000~7,000ウォン 濃縮液 1.3kg 20,000~22,000ウォン
購入方法: デパートや在来市場, 大型マートなどで濃縮液が販売されています。また、伝統喫茶でも飲めます。
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メシルチャ(梅茶)
梅は酸味を帯びた果実で、梅茶はこの梅のエキスで作ったお茶です。梅は疲労回復によく食欲を増進してくれる効果があります。体内の毒をなくし、腸をきれいにし、食中毒・下痢を緩和してくれる作用をします。春になると各家庭ごとに「万病薬」と呼ばれる梅エキスや梅酒、梅干などを漬けます。梅を利用したジャムやジュース、濃縮液を作って食べたり乾かして食べたりしまます。その他、醤油や酢、漬物を漬けるときなどに使われます。
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* 入れ方: よく熟れた梅を洗い水気を完全に取り除きます。瓶に梅と砂糖を交互に詰め、1ヶ月後に梅を取り出した後、1~3ヶ月間熟成させます。熟成させた汁にお湯を注いで飲みます。
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購入方法 |
価格 スーパー 梅茶 濃縮液 瓶 1.3kg 37,000~40,000ウォン
購入方法: デパートや在来市場、大型メートなどで濃縮液が販売されています。また、伝統喫茶でも飲めます。
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