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精密な文字と鮮明な絵を盛り込んだ国家行事の報告書 |
![]() 朝鮮王朝儀軌は、行事の過程に必要な文書を始め、担当者名簿や行事の準備を行った人員、使用された物品、経費の支出、参加者の職位や受け持った仕事など、きわめて細かい内容が盛り込まれています。文字だけでなく、儀式に使われた主な道具や行事の様子をそのまま美しい色の絵で描き、視覚的効果にも優れています。 |
宮中文化復元のための貴重な資料価値 |
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朝鮮王朝儀軌に盛り込まれた情報は政治、経済、建築、美術、科学、言語、服飾、食など数え切れないほどさまざまな領域にわたり該当分野の歴史研究に貴重な資料価値を持っています。消えてなくなった宮中文化を復元し、再現するのに必要な資料であり、現在の昌德宮や昌慶宮、慶熙宮などの復元がなされたのも儀軌のおかげといえます。儀軌の1部は王に渡され、筆写本5~10部は各部處に分けて保管しました。王が直に見る儀軌は、絹の表紙や高級紙などを使用して特別に製作され、芸術的価値に優れています。江華島外奎章閣に保管されていた御覧用儀軌296冊は、1866年にフランス軍の侵入によって略奪され、現在フランスのパリ国立図書館に所蔵されています
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班次図 |
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儀軌の絵の中でも「班次図」は、行事での役割に従い多くの人々が順に並んでいる隊列を描いたもので、これを通して行事の規模や構成などを考証することができます。ソウルの代表的な散策路である清渓川でも班次図を見ることができます。清渓2街・サミルビル下の石垣には高さ2.4メートル・長さ186メートルの「正祖大王陵行班次図」が描かれています。これは、正祖大王(朝鮮第22代王、1752~1800)が母・恵慶宮洪氏にお供して水原華城と思悼世子(正祖の父)の墓である隆陵を参った8日間の儀典行列を描いたものです。班次図を始め儀軌の絵は、当時最高の画家たちによって描かれ、その作品性も優れています。 文字と絵を体系的に盛り込んだ計3430冊余りの朝鮮王朝儀軌は、世界中で類を見ないという点で大変優れた記録遺産であるとの評価を受けており、2007年6月、ユネスコ世界記録遺産に登載されました。 |
<保管場所> |
ソウル大学校 奎章閣 ■ 住所: ソウル市冠岳区新林洞56-1 103棟 ■ 展示観覧時間: 月-土 9:30-17:30 (祝祭日は休館) ■ 資料閲覧時間: 月-金 9:30-17:30 (祝祭日は休館) ■ 公共交通機関: ▣ 地下鉄2号線「ソウル大入口駅」で下車 → 3番出口から出て5511、5513 番バスに乗車 → ソウル大学校「法大」バス停で下車 ☞ 奎章閣 ホームページ http://kyujanggak.snu.ac.kr (韓国語/英語) ☞ 「ソウル大学校 奎章閣」インフォメーションはこちら 韓国学中央研究院蔵書閣 ■ 住所: 京畿道城南市盆唐区雲中洞50 ■ 資料閲覧時間: 月-金 9:00-18:00 ■ 公共交通機関: ▣ ソウル駅 → 「雲中洞」行きの9003番バスに乗車 → 終点(韓国学中央研究院) 前で下車 ▣ 地下鉄4号線「仁徳院駅」で下車 → 2番出口から出て303、1550-3番バスに乗車 → 「韓国学中央研究院前」で下車 ▣ 地下鉄・盆唐線「書峴駅」で下車 → 2番出口から出て「雲中洞」行きの220番バスに乗車 → 終点(韓国学中央研究院) 前で下車 ☞ 蔵書閣 ホームページ http://yoksa.aks.ac.kr (日本語あり) ☞ 「蔵書閣」インフォメーションはこちら |