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訓民正音とは「民衆に教える正しい音」という意味。朝鮮王朝第4代の王である世宗大王が当時使用されていた漢字が韓国語と構造が異なる中国語表記による文字体系であったため、多くの民衆たちが学んだり使ったりできない事実を残念に思い、世宗25年(西暦1443年)に韓国語の表記に適合した文字体系を完成させそれを『訓民正音』と命名しました。
 
訓民正音、すなわち韓国の文字・ハングルは28字からなる文字で、現在ではそのうち24字のみが使用されていますが、様々な音を表記できるだけでなく習得しやすくまた使いやすい文字体系。独創的かつ科学的であり、その意義も広く認められています。
 
この本は鄭麟趾、申叔舟、成三問、朴彭年、姜希顔など集賢殿の8人の学者が執筆したもので、内容は2つの部分からなっています。第1部は世宗大王が著わした本の本文に該当するもので、その内容は新しい文字を創製した目的を明言した訓民正音序文と新しい文字28字を初声11字に分け順に例示し説明した後、これらを結合して韓国語を表記する方法で示した例句からなっています。第2部は世宗大王の命令に従い若い学者たちが著わした本文に関する注釈です。それは新しい文字の制作原理を説明した「制字解」、音節の初音を表記する子音17字を説明した「初声解」、母音11字を説明した「終声解」、初声・中声・終声が結合して音節を表記する方法を説明した「合字解」、新しい文字として単語を表記した例を示した「用字例」に分けられ、最後には鄭麟趾の訓民正音解例本序文がついています。
 
ハングルのように一定の時期に特定の人がすでに存在している文字から直接に影響を受けないで独創的に新しい文字を作って一国家の公用文字として使用するようにしたのは世界的に類例がないことです。さらに新しい文字に関する解説を本にして出版したことは類例のない歴史的なことでした。
 
特にこの本で文字を作った原理と文字使用に対する説明に示される理論の整然さと厳正さについては世界の言語学者たちも非常に高く評価しています。訓民正音は国宝第70号に指定されており、1997年10月にユネスコ世界記録遺産に登録されました。