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江陵端午祭
江陵端午祭は2005年11月25日、ユネスコの「人類口伝及び無形遺産傑作」に指定されました。この祭りは大関嶺城隍で執り行われる祭祀を元にしたもので、祭祀で神々に捧げるお酒を醸す旧暦3月20日から、祭祀が終わる旧暦5月6日まで行われる韓国の伝統的な祝祭です。
祭りでは仮面劇、クッ(シャーマニズムの儀式)、ブランコ、韓国すごろくなどの伝統遊戯や公演を見ることができ、端午歌の講習、仮面作りなどの体験プログラムを楽しむこともできます。端午節の風習は他の国にも見られますが、このような韓国固有の文化と伝統が今尚そのままの形で継承されている点が高い評価を受け、2001年の「宗廟祭礼」、2003年の「パンソリ」に引き続き、2005年に江凌端午祭が世界文化遺産に選定されました。  
端午
韓国には太陽暦を基準にした陽暦と月の形を基準にした旧暦という二つの方法で日付を数えます。したがって陽暦と旧暦の日付が異なりますが、ほとんどの韓国伝統の節日は旧暦に合わせて行われ、奇数月に同じ奇数日が重なる日を吉日とし、1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日などの日を節日としています。
特に旧暦5月5日は天体が真ん中になり、宇宙万物の運が重なる最も豊かな日とされてきました。またこの日は若者が恋に落ちやすい日と考えられており、若い女性はこの日美しい韓服を着てブランコに乗って男性の気を引き、男はシルム(相撲のような競技)をとって自らの強さをアピールしました。
また端午祭が開かれる5月は大雨が降ったり悪病が流行ったりしやすい時期であるため、昔から悪い気運を退けなければならない月として、様々な悪い運命を避けるための風習が伝わってきました。代表的な風習としては、女性が菖蒲をゆでたお湯で髪を洗ったり、赤や青の服を着たり、男性は菖蒲の根を腰に巻いたりするものがあります。  
端午節に行う風習
端午には暑さを避けるために子どもはお風呂、大人は水浴び、そして両班(貴族階級)は足を水に浸したりしました。また端午はその年の夏を元気よく過ごすための準備をする日とされているため、これを使って夏を涼しく過ごせるようにという意味を込めて親しい人に扇子を贈る習慣があります。
また端午は祭祀の意味もあるため、その年新たに始める農業が豊作であるよう祈願する儀式を執り行ったりもしました。
端午節に食べる料理
端午には食欲を刺激し、やがて訪れる夏を元気に乗り切ることができるように滋養のある食べ物が食べられます。ヨモギやヤマボクチのような薬効ある植物を使った餅が代表的なもので、形や色、料理法が異なる様々な餠を作って村の人々と分け合って食べる習慣があります。
また、ユスラウメを軽く蒸して砂糖で煮詰めて作るユスラウメのピョン(ゼリー)と、果肉を砂糖や蜂蜜に漬けてから水に入れて飲むユスラウメのファチェ(フルーツポンチのようなもの)などもあります。