韓半島の南東に位置する青い海を抱いたダイナミックな都市・釜山は、韓国第一の港の都市で、さまざまな海洋観光地や歴史文化の遺跡地を始め、洗練されたショップなどが軒を連ねるショッピングエリアでもあります。バスや地下鉄などの公共交通が発達し観光地間の移動が便利な釜山で、旅行をさらに便利に楽しむために釜山市では「シティーツアーバス」が運行されています。海雲台、太宗台、BEXCO、ジャガルチ市場、月見の道など、釜山の有名な観光地をテーマ別に分け、一日で観光できるようになっています。海岸をまわるコースや都心の中をまわりショッピングのできるコース、釜山の多様な生態系を観察できる自然生態コース、美しい夜景で有名な観光地をまわるコースからなっています。シティーツアーは釜山駅を起点に決められたコースを循環・運行するシャトルバスで、1日利用券を購入後、希望のバス停(観光地)で降り、観光を楽しんだ後、次のツアーバスに乗り、観光を続けることができます。各座席では、端末機を通してマルチメディア(画像、動画、アニメなど)の韓国地情報コンテンツを体験することができ、海外からの観光客のために、外国語音声サービス(日本語あり)も提供されています。韓国初の2階建てオープンバスで出掛ける釜山の観光旅行に今すぐ出掛けてみましょう!
利用案内 |
☞ コース別運行時間:
- 海雲台/太宗台コース:始発 09:20、最終 16:40 – 40分間隔で出発 (約1時間40分所要)
- 都心循環コース: 冬期(10~4月)(始発 09:40、最終 15:40 - 2時間間隔で出発)
夏季(5~9月) (始発 09:00、最終 16:20 – 1時間50分間隔で出発)
*約1時間30分所要
- 乙淑島自然生態コース: 1日2回運行(午前 09:30、午後 14:00 出発 約3時間40分所要)
- 夜景コース: 1日 1回、冬期(10~4月)(19:00)、夏季(5~9月) (19:30) *約2時間30分所要
* 毎週月曜日は運休 (但し、月曜日が祝祭日の場合は通常運行)
☞ 出発場所
◎ 釜山駅広場のアリラン観光ホテル前 (地下鉄1号線 -「釜山駅」8番出口、汽車 – 「釜山駅」1番出口)
◎ コース別のバス停で乗・下車可 (但し、乙淑島自然生態コース・夜景コースは「釜山駅」の乗り場のみ可)
☞ 利用方法
◎コース別にどのバス停からも乗車可、希望のバス停で降り、自由観覧後、次のバスに乗り換えます。
◎ 海雲台、太宗台、都心循環コースはチケット1枚で乗り換え可 (但し、「乙淑島自然生態コース」や「夜景コース」はパッケージツアー形式で運行されるため、乗り換え不可)
☞ 料金: 大人(満 19歳以上)-10,000ウォン、子ども・青少年(4~18歳) – 5,000ウォン
☞ 乗車券の購入
◎ インターネット予約: www.citytourbusan.com (日本語あり)
◎ 電話予約: ARS 1688-0098 (日本語可)、TEL 051-464-9898 (韓国語・英語)
(乗車券の受け取り: 乗車時にバスの運転手さんから直接受け取って下さい。)
◎ 現地購入: 予約をしていない場合、各バス停でバスの運転手さんから乗車券を購入可(先着順)
(但し、乙淑島と夜景コースは釜山駅のバス停でのみ可)
☞ 観光案内電話: +82-51-1330
☞ 釜山観光ホームページ http://tour.busan.go.kr/kor/ (日本語あり) |
* 乗車券の割引: エアープサンの乗車券、国際クルーズのチケット、Visitkoreaサイトのクーポン所持者‐20%割引、KTX当日チケット所持者-大人 8,000ウォン
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⊙ 海雲台コース: 海洋リゾートの趣を感じる!
* バスの運行区間 (始発 09:20、最終 16:40 – 40分間隔で出発 (約1時間40分所要))
☞ プサン駅 ⇒ 釜山市立博物館 (UN記念公園) ⇒ 広安里海水浴場 ⇒ ヌリマル ⇒ 海雲台海水浴場 (アクアリウム) ⇒ 海雲台駅 ⇒ 新世界 · ロッテ百貨店 ⇒ 市立美術館 (BEXCO) ⇒ 広安大橋 ⇒ UN記念公園 ⇒ 釜山駅
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釜山市立博物館  |
先史時代から三国(西暦起源前後~7世紀中ごろ)時代を経て、朝鮮時代(1392~1910)や近代に至るまでの、釜山地域の歴史が一目で見られる場所です。釜山地域の郷土の異物を発掘・調査し、伝統文化体験プログラムや民俗起用室を開き、韓国の伝統文化を知らせる場所でもあります。
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海雲台海水浴場
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右に「月見の道」、左に「冬栢島」のある海雲台海水浴場は、広く白い砂浜と美しい風景、交通の便がよいことから観光客に人気の釜山を代表する観光名所となっています。日の出祭りや北極熊水泳大会、海雲台砂祭りなど祭りが多く、秋には釜山国際映画祭のイベント会場としても使われ、その名声を誇っています。特に、夜になると都市のライトと夜空が調和をなし、幻想的な夜景が演出されます。
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釜山市立美術館 |
釜山市立美術館は釜山文化会館や市立博物館などとともに、釜山の代表的な文化空間となっています。展示室や教育研究室、事務空間、野外彫刻公園などからなっており、さまざまな教育プログラムや文化イベントを年中行っており、美術を身近に感じることができます。
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⊙ 太宗台コース: 太宗台とチャガルチ市場を一度に!
* バスの運行区間 (始発 09:20、最終 16:40 – 40分間隔で出発 (約1時間40分所要))
☞ 釜山駅 ⇒ 沿岸旅客ターミナル ⇒ 75広場 ⇒ 太宗台 ⇒ 国際クルーズターミナル ⇒ 南港大橋 ⇒ 松島海水浴場 ⇒ PIFF広場·ジャガルチ市場 ⇒ 釜山駅
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太宗台  |
影島海岸に沿って釜山最南端に位置している、9.1キロの太宗台遊園地は、54万2千坪の面積に、海抜250メートルの最高峰を中心に、120種余りの樹木がおいしげっています。海岸はまっすぐに切り立った絶壁と奇岩怪石からなっており、うねる波とともに絶景をなしています。晴れた日には約56キロの距離にある日本の「対馬」が見られ、釜山を代表する観光名所として昔から詩人や文化人などがよく訪れていた場所です。
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松島海水浴場
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海水浴場の右側にある亀の形をした島に松の木が自生していたことから松島と名付けられたこの場所は、大々的に整備された後、1年中楽しめる海岸公園へと生まれ変わりました。巨大なクジラの模型や水中の防波堤、涼しげな噴水が調和をなし、幻想的な海岸の雰囲気を演出しています。横にある松林公園で海風にあたりながら景観を楽しむのもよいでしょう。
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PIFF広場 |
釜山・南浦洞の劇場通りは、1996年から釜山国際映画祭(Pusan International Film Festival)が開催されると同時に、劇場街を新たに整え、一帯を「PIFF広場」と名付けました。南浦洞の昔「プヨン劇場」のあった場所から忠武洞の陸橋までの428メートルにいたる道路は、「スター通り」や「映画祭の通り」に分けられています。毎年ここでは釜山国際映画祭の前夜祭のイベントで有名なスターの「ハンドプリント」などが開かれ、常に若者であふれ、活気あふれる「映画+ショッピング+遊び」が調和をなす複合空間です。
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⊙ 都心循環コース : 釜山の昔の趣とショッピングの楽しさ!
バスの運行区間(10~4月:9:40~15:40/2時間間隔、5~9月:9:00~16:20/1時間50分間隔)
☞ 釜山駅 ⇒ ゴールドテーマ通り⇒ 西面(ピエスタ) ⇒ 西面プッケ路 ⇒ 佐川洞家具通り ⇒ 光復路 (龍頭山公園) ⇒ ジャガルチ市場 ⇒ 釜山駅
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西面  |
釜山の代表的なショッピング通りである「西面」エリアは、さまざまなショップや居酒屋、食べ物通りが一所に調和をなし若者の足が絶えない場所です。映画館やクラブなど、余暇を楽しむことのできる施設も多く、夜になるとネオンサインが灯り、夜が更けるほど若さの熱気にあふれます。数年前からここでは春と秋に特設舞台をつくって祭りを開いていますが、若者の好きなさまざまな公演が繰り広げられ、さらに多くの人々がここを訪れています。
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光復路
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釜山市中区の光復路一帯は、釜山のファッション1番街と呼ばれる場所で、100余りのファッション専門店が密集しており、高級子ども服やファーコート、スーツ、化粧品売り場などさまざまな品物を扱っています。価格に関わらず有名ブランドや高級輸入服を求める消費者たちが主な顧客層となっています。多くの店が密集しており、常に20~30%のセールを行う店やオープン記念販売を行う店があり、ショッピング天国と言える場所です。
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ジャガルチ市場
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ジャガルチ市場は韓国最大の魚介類の専門市場で、毎日新鮮で多様な魚介類と「ジャガルチのおばちゃん」の活気あふれる姿に出会えます。釜山を代表する観光名所で、釜山を訪れる海外からの観光客の必須コースとなっており、「オイソ、ボイソ、サイソ(来て、見て、買ってという意の釜山方言)」と叫ぶおばちゃんを見て、釜山の人々の息遣いが感じられます。毎年10月中旬には「釜山ジャガルチ祭り」が開かれ、さまざまな体験イベントや文化芸術公演、各種パフォーマンスが繰り広げられます。
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⊙ 乙淑島自然生態コース : 釜山の西側の美しい景色と自然生態体験!
* バスの運行区間 1日2回運行(09:30/14:00 出発、約3時間40分所要)
☞ 釜山駅 ⇒ 影島大橋 ⇒ ナムヒャン大橋 ⇒ 松島海水浴場 ⇒ 岩南公園 ⇒ 多大浦海水浴場·没雲台 ⇒ アミ山展望台 ⇒ 乙淑島エコセンター ⇒ 釜山駅
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岩南公園  |
天恵の海岸絶景を誇る「岩南公園」は、釜山・岩南洞のチンジョン山一帯の自然公園で、うっそうとした森に囲まれており、海岸線に沿って海を眺めながら、山林浴が楽しめます。途中にある展望台とベンチのある休憩広場からは、目の前に広がる涼しげな海を見下ろすことができます。すぐ眼下には手に握れるほどの小さな島(頭島)や島にそびえ立つ絵のような白い灯台が目に飛び込んでいきます。山と海が絶妙な調和をなす場所で、入場料がないというのも魅力の一つです。
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多大浦海水浴場  |
釜山の西南にある多大浦海水浴場の「多大浦」という名前は「大小の港」という意味です。この海水浴場は洛東江の淡水と海水の出会う河口付近にあり、水温が温かく、水深が浅いのが特徴です。洛東江の上流に築造されたダムで、次第に干潟化が進んでいますが、この干潟はさまざまな生物の拠り所として自然学習場としても脚光を浴びています。8月には「釜山国際ロックフェスティバル」が開かれ、白い砂浜を熱く熱し、毎年12月31日になると、「多大浦サンセット祭り」が開かれます。海水浴場の端にある洛東江の河口と海が出会う特異地形「沒雲台」は、奇岩怪石とうっそうとした森、秀麗な砂の海岸が優れた景観を誇っています。
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乙淑島エコセンター (洛東江河口エコセンター)  |
釜山沙下区下端洞にある生態博物館で、洛東江河口に対する市民の理解を高めるためにさまざまな展示や上映が行われています。洛東江河口は天然記念物179号の渡り鳥の飛来地に指定されており、環境的に大変重要な場所であるため、このセンターには、洛東江河口の歴史と生成過程、洛東江河口に生息している渡り鳥が展示されています。また、壁の一方がガラスになっており、洛東江河口の全景を眺めることができます。 洛東江河口のエコセンターでは、単に展示だけでなく、探鳥用の葦の穴蔵をつくる葦体験、河口踏査、植物観察体験のような各種体験プログラムが運営されています。
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⊙ 夜景コース : ロマンチックな夜景と夜の海を楽しむ!
* バスの運行区間 (10~4月
19:00、5~9月 19:30 *約2時間30分所要)
☞ 釜山駅 ⇒ 広安里海水浴場 ⇒ 海雲台 ⇒ 月見の道 ⇒ 広安大橋 ⇒ 金蓮山 ⇒ 釜山駅
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広安里海水浴場  |
釜山・水営区にある長さ1.4キロ・幅25~110メートルの広安里海水浴場は、半月型に曲がった質のよい砂と、海水浴場周辺には、独特の雰囲気を醸し出すレストランだけでなく、300ヶ所余りの刺身屋、刺身センター、彦陽プルコギ、モヤシ入り酔い覚ましスープ通り、特色のあるカフェ通りのある場所です。特に、夜になると美しい夜景を誇り、若者が多く訪れ、他の海水浴場よりも活気あふれる場所です。
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タルマジギル(月見の道)
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釜山の「モンマルトル」とも呼ばれる「月見の道」は、海雲台の海が見下ろせる丘に沿った道です。大小のギャラリーが所々にあり、特色あるおしゃれなカフェやレストランがあり、映画やドラマのロケ地としても脚光を浴びている場所です。坂に沿って道を歩いてみると、空にある月がよく見えることから「月見の道」という名前が付いたこの場所で、友達や恋人と一緒にロマンチックな思い出を作ってみるのはいかがでしょうか。
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金蓮山  |
釜山・水営区にある海抜415メートルの金蓮山は、現在は寺院跡のみが残っています。金蓮山は寺の鐘の音が大変美しいことで有名で、夜に山の頂上に登って眺める釜山港や広安里沿岸は、この場所を再び訪れたくなるほどです。山の中には青少年修練院や薬水の出る泉、登山路などがあり、市民の憩いの場となっています。
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