水原は、朝鮮朝第22代の王である正祖大王(1752~1800)が、実学思想を基盤に地域の立地的特性をいかして建設した計画都市であり、首都ソウルの南の関門でもあります。水原には、城郭建築がとても美しい世界文化遺産の「華城」があるだけでなく、「韓国民俗」、「エバーランドリゾート」などの観光地も近くにあり、食べ物では「水原カルビ」が有名です。まさに、伝統文化と現代文明が調和する都市と言えます。水原市では、観光客が気軽に観光スポットを見て回れるように、シティーツアーの運営を行っています。観光客は、英語や日本語が堪能なガイドと一緒に、「華城」を中心に水原の代表的な観光スポットをバスで見て回ることができます。
利用案内 |
▷ 運行時期 |
年中運行(月曜日定期休業) |
▷ 運行時間 |
1日2回 (10:00/14:00、ツアーは約3時間30分) |
▷ 運行、乗車料金 |
一般路線: 満19歳以上-11,000ウォン/満7~18歳-8,000ウォン/満7歳未満-4,000ウォン |
拡張路線(毎週木曜): 満19歳以上 - 15,000ウォン/ 満7~18歳- 11,000ウォン/満7歳未満 - 5,000ウォン |
▷ 乗車場所 |
地下鉄1号線「水原駅」4番出口、水原観光案内所前 |
▷ シティーツアーお問い合わせ/案内 |
031-256-8300 (日本語可) |
▷シティーツアー予約 |
インターネット予約: シティーツアーホームページ
www.suwoncitytour.co.kr(日本語あり)
電話予約: 031-256-8300 (日本語可) |
▷ 水原観光ホームページ |
http://tour.suwon.ne.kr/ (日本語あり) |
▷ 観光お問い合わせ |
031) 1330 |
|
|
|
>> コース
* バスの運行区間 (1回目10:00時発、2回目14:00時発 / 3時間30分所要
)
☞ 水原駅 ⇒ 西将台 ⇒ 華西門 ⇒ 華虹門 ⇒ 華城行宮 ⇒ 錬武台 ⇒ KBS水原センター
>> 毎週木曜日: 隆陵・健陵 ⇒ 龍珠寺 追加 (午前9時30分出発、7時間30分所要)
|
西将台
 |
八達山の頂上にある2階建ての楼閣で、「華城将台」とも呼ばれています。将兵を指揮するための軍事指揮所であり、2階からは城周辺を見渡すことができます。正祖大王が華城を訪れた際、ここで直に軍事を指揮したと言われています。
|
華西門
 |
華城の西側にある門であり、石を積み上げて造った虹門の上に1階建ての門楼があります。門の前方には、一方が開いている半円形の甕城もあります。屋根は八作屋根(韓国伝統の屋根の一つ)であり、上品で優雅な雰囲気を醸し出しています。宝物403号に指定されています。
|
|
|
|
|
華虹門
 |
華城を通る水原川の北側の門であり、「北水門」と呼ばれています。華虹門は、虹門の上に1階建ての楼閣があります。南に流れる水原川が城内へ流れ込むように、全部で7つの虹霓水門が設置されています。水門の下にできる水しぶきは、水原の美しい8景の1つに挙げられています。
|
|
華城行宮
 |
行宮とは、王が戦争を避けたり、休暇を取ったり、王陵を訪れたりする際に、少しの間留まるために地方に建てられた宮殿です。また華城行宮は、正祖大王が近くの王陵を訪れる時に使用していた臨時の宮殿です。壮大な規模を誇り、とても美しいことから、行宮の中で一番の評価を得ています。
|
|
錬武台
 |
水原華城の東北側の丘に建てられた錬武台は、四方が開けており、城内を眺めるのによい場所です。過去には、兵士を集めて訓練をする場所でもありました。錬武台の周辺には、今でも広い空間が確保されており、弓の稽古場として使用されています。観光客は、韓国の伝統武芸である国弓を通して、韓国の伝統スポーツを体験できるだけでなく、心身の鍛練をすることもできます。
|
|
KBS水原センターは、スタジオと野外撮影場がつながっており、効率的なシステムを備えたテレビドラマ専用団地です。なかでもドラマの撮影場は、HD放送制作のための空間であり、半永久的に使用できるだけでなく、リアル感あふれるセットになっています。
|
|
隆陵・健陵
 |
隆陵は、正祖の父・思悼世子と、その妻である恵慶宮洪氏の合葬墓です。健陵は、正祖大王と彼の妻である孝懿王后の合葬墓です。隆陵・健陵は共に殿閣と墓で作られており、墓の横には石碑や石垣があります。
|
|
龍珠寺
 |
龍珠寺は、正祖大王が悲運の死を遂げた父・思悼世子の冥福を祈って1790年に建てた寺であり、寺の中には石造りの7重の塔や、6本の石柱で支えられた天保楼という門楼があります。龍珠寺では、韓国の伝統的な仏教建築だけでなく、仏心が宿る伝統的な遺物を見ることもできます。
|
|
|